鹿児島市吉野の桑原ピアノ教室

発表会に向けて

昨日からレッスンが始まりました。
15日までお休みを頂き、また昨日からレッスンが再開しました。
小学生の生徒さんのレッスンは、月3回か4回ですが、大人の生徒さんは、月2回コースの方が多いので、毎回お会いするとお久しぶりな感じがします。お会いする事も楽しみです。
特に大人の方は、ピアノをされることに意味を持って取り組まれていらっしゃいますので、近々当教室主催の発表会を開催しますが、普段よりも練習に張り合いがある事と思います。
昨日は、小学生の方も前の週よりも細かい練習が出来ているなと感じておりました。
発表会では、以前一度仕上がった曲を演奏する方、前回の発表会からすぐに次の発表会の曲に取り組まれた方、現在学習している曲の中から披露する方、様々です。
例えば、一度仕上がった曲を演奏する際は、もう一度、新しい気持ち(もう一度やり直すぐらい)で取り組む必要があると思います。慣れは、結構怖いものだと思います。実は私自身、昨年から1年以上かけて北欧の作曲家のピアノソナタをしています。全楽章学び、改めて一楽章の難しさに気付かされたり、技術的な問題がクリアする事で違う音楽が見えてきたり、また四楽章の美しい音色の表現がまだまだです・・・という経験をしております。曲が、ある程度まとまったと思っていても、また少し離れてその曲に戻った時、謙虚さを持ちながら取り組まなければ、いい加減な演奏になってしまう事に気付かされます。今回1曲に1年以上かけた取り組みは、一生の財産になったような気がします。と同時に感じることは、やはり的確な導きがあってこその勉強ですので、私にとって師匠のレッスンは素晴らしい貴重な時間です。私自身まだまだなので、まだまだ出来るように思います。
昨日は、ズームレッスンがあり、画面で生徒さんとお会いできる事も嬉しいです。今日の写真は、ズームで生徒さんと繋がせて頂く直前の写真です。