ステージへの日が近づくと、今まで見えなかった事や、私の場合指先の感覚が、いつもよりもちょっと特殊になるように思います。(いい意味でです)今回も感じました。
クラシック音楽は、とても約束事が多いので自分が気持の良いように弾いていたら独りよがりになってしまいます。そのルールの中で、常に冷静さを保ち演奏できるようになる事を私は目指しています。
生徒さん達には、まずは楽しく弾いて頂きたいと考えます。
私には、まだまだやることがあります。一日の中で練習時間をもっと捻出しなければいけないと感じます。2時間はあっという間です。4時間しても足りません。そして一日はあっという間です。もっと生活のリズムを変えて行かなければいけないと感じております。
生徒さん皆さんには、まずは生活の中で、ピアノの時間を確保していただく事が第一です。そして、その時間が少しずつ長くなり、自分の練習に責任が持てるようになって行って欲しいです。「これは何のためにしているか」考えられるようになって欲しいのです。ダラダラ練習では意味がなく、私に言えることですが、ポイントをおさえた練習が出来るよう、一日一日して参りたいと思います。
ピアノは、継続しているからこそ見えてくるものがあると思います。また本番の回数を重ねステージ本番までの過ごし方、体力づくり、強い忍耐、精神力も鍛えられる事と思います。この事は、他の事にも通ずると考えます。私は、本番の回数を重ね、謙虚さを常に持ち、一生続けて参りたいです。
昨日は移動日でしたが、空港に向かうギリギリまで練習をしていました。(大体いつもです)今日の帰り、空港で音源を聴き反省点を書き留め・・・、飛行機の中では、爆睡でした。自分との戦いはまだまだ続きます。この流れは止めたくないです。ステージに立てるように頑張ります。


